少年サッカー

少年サッカーのゴールデンエイジとは?親が知っておきたい対応策4つ

お子さんがスポーツをされているご家庭なら一度は聞いたことがあるのが
ゴールデンエイジという言葉。

Pon
Pon
このゴールデンエイジですが結構というか割と、断定的で怖い言葉で語られてたりしますよね。

「この年代は努力したら、しただけ伸びる」
「黄金の成長期」
「一生に一度の成長のチャンス」

このくらいの言葉ならフムフム、なるほどと素直に受け入れられるのですが

「ゴールデンエイジで人生はきまる!」
「親が与える環境によって、一生に一度の機会を無駄にしてしまう」など…

怖すぎます、あまりに責任重大じゃないですか。

そもそもゴールデンエイジとはどういう意味で?
どう対応すればいいのでしょうか。

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「ゴールデンエイジ」とは

ゴールデンエイジとは簡単にいうと
あらゆる物事を短期間で覚えることのできる「即座の習得」を備えた時期
のことをいいます。

もう少しかみ砕いた言い方をすれば
センス(応用力)を磨くことのできる時期 となります。

息子1
息子1
たいていは運動神経が良くなる、スポーツが上手くなるための大切な時期としてよく使われているよ。

最近ではスポーツ以外にも音楽関係や学習塾などでもこのゴールデンエイジの時期
を意識したカリキュラムが組まれているそうです。

ゴールデンエイジは3つの時期に分けられている

Pon
Pon
実はゴールデンエイジの期間は意外に長いということが判明です。

「一生に一度のチャンス!」なんて言われると一瞬の出来事なのかと思ってしまいますよね。

しかし逆に幼少期からの継続が大事だということにも気づきます。

プレゴールデンエイジ (3歳~8歳)

運動における多種多様の動作を経験し基本的な運動動作を身につけておくべき時期

この時期は、遊びや運動を通して、基本的な運動動作を身につける時期になります。
右手を上げたいのに左手をあげたりするなど幼児特有の動作はよく見かけますよね。
まだ自分でもバランス感覚が理解できない時期になります。

色々な遊びやスポーツを経験することで、自分の体の制御を学べると言われています。

ゴールデンエイジ (9歳~12歳)

自分が思ったように体を動かせるようになる時期。

手本を見ただけでその動作を理解し、習得できる時期になります。
これまで苦手だった事が突然できるようになる等、技術・センスともに
急成長が見込める”本命の時期”といわれています。

ポストゴールデンエイジ (13歳~14歳)

この時期ではすでに神経系統は9割型形成されています。

すでに神経系がほとんど形成されているので、急成長は難しいといわれています。
この時期には、新たなことを習得するよりも現在できる事の質を高めるというところに
重点をおくことが大切だといわれています。

ゴールデンエイジを無駄にしないために必要なこと

ゴールデンエイジが注目されるようになったのは昔からの外遊びの質が変わってしまったからと言われています。

「鬼ごっこ、缶蹴り、だるまさんが転んだ」は逃げ切るための走力、判断力などが必要でしたし、「ゴム飛び」は跳ねる力やバランス感覚、上手くゴムをひっかける空間認知力の向上など。

息子2
息子2
昔の遊びには運動神経を向上させる要素が沢山あったんだね。

ゴールデンエイジの時期は多種多様な動作の経験が必要であるといわれています。

そこで昔遊びにかわる効果的なトレーニングといわれているのが
コーディネーショントレーニングといわれるものです。

簡単に言えば自分の動きを調整する能力でそれらは7つの能力が複雑に、
そして瞬間的に合わさった能力になります。

実はこれらの能力は外遊び、家の手伝いでも十分のばせる能力でもあると言われています。

Pon
Pon
特定のスポーツだけでなく色々な動きを身に着けておくことは将来、スポーツのスキルや体力を高めるためにとても重要なことになるんですね。
さっそく家のお手伝いをしてもらおう♪
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ゴールデンエイジの子どもに親ができること

一緒に外遊びをする

近くに遊べる公園や広場があるようでしたらぜひボールやフリスビーなどを持って
一緒に遊んでみましょう。

目的が色々な動きの経験を積むことですから一つのことに集中しなくても大丈夫。
楽しく遊ぶことがたいせつです。

短時間でもいつもと違う体の動きが経験できることは貴重です。
時間ができたら行く習慣がつけば、将来的に大幅に能力を伸ばすことになります。

一緒に家事をする

家しごとは実は色々な動きがあります。

床拭きや窓ふき、布団をたたむ、あげるなど。できる範囲の仕事を任せてみましょう。

習慣としてできるようになるとコーディネーション能力だけでなく生活力もアップして自立につながり一石二鳥です。

他のスポーツにふれる機会をつくる

忙しくてどうしても一緒に遊べないときはサッカー以外のスポーツに触れる機会を
作ってあげるのもいいでしょう。

夏休みなど近所のスポーツクラブの短期水泳教室なども積極的に参加してみることを
おすすめします。また近所の警察署などでは武道教室なども開催されていますので体験してみるのもいいでしょう。

短期間でもコーディネーション能力を伸ばすにはいい経験になるはずです。

Pon
Pon
これを言ったら元も子もない話ですがサッカーそのものがコーディネーショントレーニングのなんですよね、実は。

子どもの成長に一喜一憂しない

ゴールデンエイジの各時期における年齢の範囲はすべての子に同じように当てはまるわけではありません。

子どもの成長のスピードは様々でプラスマイナス3歳差程の個人差があるといわれています。

なので成長のスピードが遅い場合、周りの子ができるプレーができないことも当然あります。

しかし、大丈夫です。どのこにも必ず伸びる時期=ゴールデンエイジはくるのです。

ジュニアサッカーでずっとベンチにいた子でもユースではレギュラーで大活躍しているという話は本当によく聞く話です。

Pon
Pon
ぜひお子さんの成長を信じてポストゴールデンエイジまで楽しくサッカーを続けられる環境を整えてあげてほしいと思います。

今、サッカーをされているのなら特別に恐れる必要はないゴールデンエイジ。

この記事が少しでもお役にたてましたらうれしいです。

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