少年サッカー

サッカー少年の「高校受験」勉強と両立するためにやるべき4つのこと

中学生の息子さんを持つ、サッカー少年のお父さん、お母さん
サッカーのことはさておき、息子さんの勉強の方はいかがでしょうか。

小学校からずっとサッカー一筋だった場合、中学に向けての関心はどこのチームでプレーするかということばかり。

セレクションを受け続けようやく合格をもらってやれやれこれで安泰…
と思ったのもつかの間、そういえばこの子、高校受験するんだよね!?と気づくのは
夏休み前に持って帰ってきた成績表の厳しい現実を目の当たりした時ではないでしょうか。

将来にかかわる大事な進路、ならば当然勉強をおざなりにするわけにもいきません。

たとえサッカー推薦を考えている場合でも推薦基準の内申は意外に厳しく、
内申点があと1点足りなくて希望の高校への進学がかなわなかったという悲劇
実はよくある話です。

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そこで今回は忙しいサッカー少年が高校受験までどう勉強を生活にとりこむことができるかを自身の経験と反省をふまえてまとめてみました。

全部のお子さんにあてはまることではないかもしれませんが少しでも参考にして頂ければ
幸いです。

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サッカー少年は忙しく「時間がない」

 

サッカーだけでなく何かスポーツを真剣にやろうと思ってる中学生は、本当に時間がありません。

特にクラブチームに所属した場合は学校から帰宅したらすぐに練習に行き、帰宅は21:00~21:30くらいになります。
遠方の練習場なら10時過ぎになることもあるでしょう。

帰宅後はあわただしく夕食、入浴をすませ、やっと布団に入れるのは23時近くになってしまいます。

成長期だし、ケガをしないしっかりした体を作るためにも8時間はしっかり睡眠をとらせたいと思うのはサッカー少年の親として当然のことです。

しかし、だからといってサッカーだけの生活では将来のことを考えたときに
選択肢や可能性の幅が狭まってしまいます。

息子はサッカーで食べてい行けるのか否か。

やはり…、勉強との両立は必要になってきます。

スケジュールボードの作成とその効果

今のサッカー中心の生活には時間がないということを自覚しなくてはいけません。

月曜日から日曜日までの朝起きてから夜寝るまでのスケジュールを書き出して
目のつくところに貼りましょう。

我が家はリビングとトイレの2か所に貼りました。嫌でも目につきます。

スケジュールボードを見れば空いている時間がいかに少なくて貴重であることが
分かります。

思春期男子には口で言うより断然効果があります。

ついついビデオをみたりスマホでゲームをして過ごしてしまってるオフの日こそ
机に向かう時間だとまずは視覚で認識できるようにしましょう。

サッカーと「高校受験」勉強を両立するためにするべきこと

勉強する時間をなんとか確保したところで勉強するモチベーションがなくては
机に向かう時間だけが無駄に過ぎてしまいます。

そこでやる気スイッチさがしてを押してあげましょう!

高校の進路目標を立てる

進路のイメージが何もないまま、ただ勉強するのはとても難しい話です。

高校サッカーをめざすのであれば「都大会常連校の都立に行く」「サッカー環境のいい学校でサッカーをやりたい!」など希望があるはずです。

クラブチーム入りを目指しているなら「高校ではサッカーを全力でやりたい、でも大学にも進学はしたいから付属校にいく」「チームに近い学校だと移動に時間がかからないから近所で」など条件がみえてきます。

まずは自分はどの道を目指すのか目標を決めていく必要があります。

成績状況とサッカーの進路が決まってから行く高校を考えよう、などと考えていたら
一つ歯車が狂うと、何を基準に考えればいいのかわからなくなり進路探しに迷走してしまいます。

高校サッカーを目指すなら

全くイメージが沸かない方には高校サッカーを観戦に行くのをおすすめします。
秋には「全国高等学校サッカー選手権大会」東京都大会2次予選があります。

1次予選突破校と同予選免除校を合わせた総勢56が冬の全国大会出場の2枚の切符をかけて戦う試合です。
この56校の中には都立高校もたくさん出場しています。

自分自身のサッカー活動でなかなか観戦も難しいかもしれませんが時間をみつけて
行く価値は大いにあります。

サッカーのプレースタイルや雰囲気、控え選手の数などネット情報だけではわからないこと
が実際に観戦することで肌で感じるように分かります。

まずは知っている高校、興味がある高校などの試合を観にいってみるのがお勧めです。

お子さんが自分の数年後のイメージを具体的につかむにはかなり効果があります。

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クラブチーム入りを目指すなら


土曜休みが必須です!!

当然ですが、サッカーの試合は土日に入ります。
しかし、高校は週6授業であるところが多いのです。

意外にそのことをあまり気にしないで入学して苦労する方は多いです。

全国大会レベルの時には特別に公欠扱いにしてくれる学校はあるようですが
現状はなかなか理解してもらうのが難しい学校ほとんどです。

試合のたびに休むことになると欠席日数も多くなりますし、土曜にある教科の
単位が足りなくなって進級も難しいことになることもあります。

調べれば少ないですが週5授業の高校はあります。

まずはその条件から絞って志望高校を探してみるのが効率いいと思います。

行きたい高校に必要な内申点

自分の行きたい学校が決まってきたらその学校について情報収集してみましょう。

「サッカー推薦で」という話は早い時期から考えない方がいいでしょう。

まずは学力で入れるように力をつけておいた方がリスクを最小限にするためにも
賢明です。

サッカーをしながら高校受験をするなら、狙うのはサッカー推薦入学ではなく
学力での一般推薦(単願)で入るのがお勧めです。

最新の「高校受験案内」には推薦に必要な内申基準がのっています。

今現在の成績と照らし合わせてみてみましょう。

そこから逆算してあといくつ内申を上げるかを意識して勉強していくことができます。

学校の授業の重要性を認識させる

内申点をあげるということは学校の授業がとても大切だというこになります。

学力を上げるのは簡単なことではありませんが内申を上げるためにできることは
あります。

優先すべきは課題提出

テスト前などに課題を出す先生は多いです。

子どもにとってはテスト勉強と課題の両方こなさなくてはいけなく非常に面倒臭く
課題を後回しにしてしまうことがあります。

しかし課題はある意味、先生からの温情であり救済措置になる材料になるわけです。

テスト結果に+課題をみてもらえることで加点になります。
しかし出さないことで減点です。

出せばプラスになる物を出さないのせっかく日々頑張って勉強した分を
無駄にもしてしまう行為です。

まずは課題を出すことは絶対に優先するべきことです。

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サッカーと勉強は両立できる!

受験のためにはサッカーをセーブしなくてはいけないこともあるでしょう。

しかし、高校でも本気でサッカーを続けたるつもりでいるならば、離れない方が
賢明です。

サッカーのクラブチームでは夏前で引退ではありません。夏休みも普通に練習があります。

高校受験直前の1月まで試合が入ることもあります。

練習を休めば当然、試合に出れなくなってきます。

サッカー中心で生活してきたからには、最高学年での試合は出たくなるのは当然です。
そのために3年間頑張ってきたわけですから。

受験直前でもサッカーの活動に打ち込むためには

  1. 自分の高校受験の目標を明確にする
  2. 必要な内申点、偏差値の確認その対策
  3. 空き時間を把握して、学習時間として有効に使う習慣
  4. 学校での授業、課題提出をきちんとやる

以上のことをきちんと実行することでサッカーと勉強の両立は十分可能です。

目標とする高校が二転三転して変わっていくのは、実は皆同じです。
目標を変えることに躊躇する必要はありません。

大切なことはお子さまにとってよりよい環境になる学校を選ぶことです。

直前までバタバタしてしまうこともあるでしょう。
しかし、やるべきことは①~④の繰り返しです。

ぜひ今を大切にしながらよりよい将来の為にベストな行動をとってほしいと思います。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

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